Ruby on Rails: The Documentary

Ruby on Rails: The DocumentaryはRuby on Railsの誕生に纏わる44分のドキュメンタリー映像作品。

37signalsの関係者やShopifyのTobias LütkeなどのRailsコアチームの人々のインタビューが中心

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JasonとDavidの出会いからRailsの誕生、広く普及するまでを駆け足でおさらいした。React.js: The Documentaryなんやと比べるとあっさり目な内容。

僕も含め、周りでは「How to build a blog in 15 minutes with Rails」の動画でRailsを知った人が多くて、その動画も出てきて懐しかった。

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中盤で触れられてる「RailsはスケールしないFUD」な話も、Rubyが遅いとかエンプラには早いとか色々評価があったと記憶しているけど、今となってはコミュニティの力によってそれが正しくなかった未来にされてしまったし、隔世の感がありますね。

終盤にはMerbとの統合話も出てくる*1。この出来事は、当時の時代感でいうとRailsはWebフレームワークの中心的な存在だったので、今でいうと「Next.jsとRemixが合体しました」みたいな衝撃だと思う。

あと、インタビューイーであるJamis Buckが事情あってRailsを去ってしまった人たちの名前も言及していて、それが収録されていたのがなんか良いなと思った。