「トークンが紐づいたこの画像こそがオリジナルだ、だからオリジナルの所有権を手に入れるためにトークンを買ってくれ」というのを別のトークンでやった場合、大多数の人たちは「どっちのトークンが本物か」を判別できないのではないか。どちらも「トークンが紐づいた同じ画像」ではあるので。
■ - @kyanny's blog
同じことを思っていたので想像してみた。
なんらかのアート作品がトークンAとトークンBとしてマケプレにあるとする。
(ちなみにこの分野は知識がないので情報は正確ではないが、ただしい知識を得たら訂正する気はある)
トークンを見る
自分が買い手側なら https://etherscan.io/ などで履歴を見てみる。
取引が行われていたらその量などを見る。
そこで差があったらトークンAの価格はこれぐらいだな、トークンBはこのぐらいだからどっちを買うかと決める、
しかし、明くる日の朝に目がさめたらトークンCで同じ画像がアナウンスされていた。トークンAもトークンBも贋作だったのである。
スマートコントラクトでなんとかする
数量限定トークンにはECRだか何だかの仕様とOSS実装があって。スマコンはそれを継承している。
なのでそのスマコンのアドレスから発行したトークンを辿って本物かどうか特定する。
とかできるの?(知らない)
個人的にはFirefoxのアドオンがあなたの個人情報を抜いてないかどうかインストールする前に解凍してJS読みましょうと言われる並にめんどくさい。
偽スマートコントラクト登場
しかし、明くる日の朝に目がさめたらスマートコントラクトDで同じ画像がアナウンスされていた。昨日のスマートコントラクトが偽物だったのである。
私はかぶっていたメタマスクのその場に叩きつけ、星新一SSSBTDAOミートアップへジョグで出掛けるのであった。