TV:NONFIX「渋谷アンダーグラウンド〜20年目の光と影〜」(仮)

【企画概要】
9/3日「渋谷アンダーグラウンド 〜20年目の光と影〜」(仮)
ある時期、社会現象となり、一世を風靡した言葉「渋谷・チーマー」。
彼らが現れたのは今から20年くらい前。番組では「チーマー」第一世代のその後の20年を取材しました。かつて、「チーマー」たちは、それぞれが違った道を歩んでいました。そこから見えてきたものは、アンダーグラウンドな渋谷の20年史であり、バブルや不況を経ながら歩んできた日本の20年の軌跡でもありました。
こちらフジテレビ / News
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2004/04-258.html

一昨日コレを録画してたのを見ました。なんかこの企画概要だと「チーマー」の話がメインみたいですね。一回見て消してしまったので*1細かい内容名では思い出せないんですが、元「チーマー」なる人たちに接触して80〜90年代の渋谷アンダーグラウンドを生きてきた彼らから見る街や社会の変容を探っていくといった感じではなかったでしょうか。有名なK-DUBも出てくればタトゥー文化を日本に根付かせたカリスマ彫り物師も出てくるし元トンガリキッズマンバ(きぐるみん)*2もでてくる、id:dogplanetさん辺りが興味ありそうな内容。
覚えてるところで印象に残ったのは80〜90年代当時の若者がトンガってアメ車をガシガシ蹴りながら決めポーズを決めてるあたりの映像でもやっぱり彼らは口々に「HIP・HOP最高」みたいなことを言ってるんですよね、あの時代は「イカ天」(ロック)もあったし「YMO」もあったのに。渋谷の深部だけで考えてはいけないのでしょうがやはりどこかあの街は他の山の手の街とは分断された場所というか閉鎖的な世界のような気がします、千と千尋じゃないけど『センター街を抜けたら、そこは不思議の街でした』とか。トラの着ぐるみを着た年齢不詳のあの娘も大口開けながら「原宿とか新宿じゃなくて…やっぱ渋谷っしょ」って言ってる。
あと「チーマー」が自主的に行っていた"パトロール"も不思議。一方で犯罪でも何でもありの"ギャング化"している若者が居て、もう一方では「NO!!ドラッグ」を叫ぶ若者がいる。東村山界隈で管巻いてたアル中オヤジには誰も「NO!!アルコール」とは叫ばなかったぞ?*3、、また関係ない方に逸れた、とにかく面白かったです。
ほんともう一回みたいんですけど再放送とかないかな。

*1:【消してしまった】我が家はキャプチャーボード(安物)なるものがあるデジタルの申し子なのでVHSは利用していないです。そのため簡単にデータを消せてしまって後でもう一回見たくて困ることもある。

*2:きぐるみん】映像でだけどはじめて見た、なんともいえねー

*3:【東村山界隈で〜】余談中の余談