『合本 真夜中の弥次さん喜多さん』読んだ

クドカンこと宮藤官九郎初監督で話題沸騰の映画「真夜中の弥次さん喜多さん」（4月初旬公開）。そこで原作コミックの1、2巻を一冊にまとめ、カラー12頁+おもしろ漫画3篇の書き下ろしを加えたファン垂涎の映画公開記念版が登場。装丁も凝っています！

ハードカバーに弥次さんと喜多さんの二人を思わせるような赤と青のしおり紐、書き下ろし数ページがついて堂々の￥1,890ッ。この漫画が自分に受け付けるかどうかは、しりあがり寿の絵柄どうこうよりAmazon.co.jpの「真夜中」「inDEEP」各レビュー文を読んでみたほうが早い。

合本 真夜中の弥次さん喜多さん

『ルサンチマン(4)』読んだ

金ナシ、女ナシ、おまけにブサイク！　三拍子そろったダメ男・坂本拓郎（30歳）が辿り着いた先は、3D美少女ゲームの仮想現実世界…！！

諸事情というか「打ち切り」で全五巻の所を縮められたらしい最終巻。まぁ一部で高評価ではあるんだけど、打ち切りになるのも分かるような。それにしても、いわゆる負け犬女として描かれている長尾さんの事を思うとなんだか切ない。「現実は捨てた。俺は仮想現実に生きる」っていう感覚は最後まで理解できなかった(『電波男』は読んでない。)。だからどうしても長尾側に感情移入してしまう。だが思えば、ブログ界もmixiも仮想現実みたいなもんだな。
アンリアルの設定についてはもうちょっと練り込んで欲しかった(「.hack」ほどじゃないけど)。世界を動かすほどのプログラムであるムーンをどう使うのかと思ったら、電波ゆんゆんしてるだけだったのはズッコケた。

ルサンチマン 4 (ビッグコミックス)

追記：関連記事

• マンガがあればいーのだ。 その世界は現実よりも現実なのだ「ルサンチマン」　花沢 健吾

作品愛の溢れるエントリ(後半ネタバレ有り)。

ファミコン系サイトの紹介。

暇だったから(?)「悪徳警官」について調べていたら見つけた。

• 落武者

閉鎖(更新終了)中のサイトなんだけど、良いできなので紹介。
「感想」では名作ファミコンソフトや「迷作ゲーム」のレビューテキストを。「GIF」ではファンコンソフトのキャラクターを使ったGIF動画を公開されている。ストリートファイターの動きで作ったカラテカGIF動画や、MC.ハマーを踊るカラテカは非常に良いでき。また「戯言」内の企画「スパルタンXを映画に忠実に再現」は相当力作。俺もここクラスのファミコン風画像の作り方を学びたい。