WEB+DB PRESS Vol.108 に「フルスタックエンジニアの憂鬱」というエッセイを書いた

いつものごとくインターネットでイキっていたところ、突然発言数0でデフォルトアイコンのTwitterアカウントから執筆依頼のDMが送られてきたので快諾しました。

でも初見では完全に信用していなくて、この話に乗っかると僕の暗号通貨ウォレットの秘密鍵がコインをチェックされてしまうやつ*1だと疑っていたので、とりあえず締切前まで放っておきました。

しかしその後の担当の人のメールの文体がいかにも編集者っぽい口調だったので本物っぽいなと思いながらやり取りしていました。万が一、入稿用のバイナリ実行ファイルが送られてきたら、たぶん話は終わっていましたけど……

どういう理由で執筆依頼が来たのかはよく理解していません。インターネットで見かけました、と聞きました。界隈の知り合いやその知り合い・他が既に執筆していたことがあるので、リファラルが効いてるのか上位互換の面子の誰かが受けられなかったのか、技術書書きたいと言ってたのを拾ってもらったのか、最近数ヶ月に1回は真面目にブログを書いていたからなのか、カンファレンスなどに出席してまともに対話できる相手だということがバレてしまったのか。

どうやったらWEB+DB PRESSに執筆できるのか?(コネか?) とよく周りで話題になっていたので、僕の結論としてはとりあえずインターネットでイキるのがよいのでは。という答えになりました。

閑話休題。エッセイは「壁の先に見えたもの」というテーマがあり、4人の著者がそれぞれフリーで2ページの文量を書いているそうです。独立した執筆なので他の人のことはよく知らないので発売当日に読むのが楽しみです。あとZOZO開発の特集も面白そう。

企画の「壁の先に見えたもの」というテーマを聞いた時の印象としては、なんかエモい感じの原稿が収集できそうな題材だなと思いました。ので素直にそれに乗っかりました。今考えると絶妙なお題だったのかもしれない。

書いた内容は要約すると、少数派な技術的志向を持つソフトウェアエンジニアでも強く生きろというもので、いつも説教臭くボヤいてるようなことです。「フルスタックエンジニアの憂鬱」というタイトルはとくに助言されたわけではなく自分でウケそうなやつを嗅覚で選びました。別に I'm フルスタックエンジニア. というわけではなくて、専門性を1つに絞れない立場である人(CTOとか)、または難儀な性格な人(自分)、を対象にしていて、詳しくは読めばわかります。短かいし。

WEB+DB PRESS Vol.108 にどうぞご期待ください。

WEB+DB PRESS Vol.108

WEB+DB PRESS Vol.108

ボツネタ

  • 詐欺師症候群について延々と説いていたらそれだけで埋まってしまったので全部消しました。Web検索してください

*1:NEM強奪犯は半年前から社員と交流を重ね、信用させたうえでウイルスを仕込んだメールを送りつけていた http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011436321000.html