先日、中野区野方から渋谷区へ移ったのでその成行についてふりかえる。
きっかけ
「会社から5km以内に住居がある場合、住宅手当として月に3万円を支給します。」にあるように毎月タダで3万円貰うことができるということがあった。 タダで3万円もらえると給与が上ったのと同じことなので☆✲゚。(((´♡‿♡`+)))。゚✲☆目先の3万円欲しいと思い引っ越しをした。
5km圏内は例えば 地図に円を描く (Google Maps API V3版) のようなサイトを使うと簡単に割り出せた。
挫折
まずマンションを買おうと思ったけどまったく貯蓄がなかった。ひとまず賃貸を探した。
準備
いつも精神や時間的余裕のない状況下で引っ越しを繰替えしていたため、意識していなかったが、今回は余裕があったのでちゃんと頭を使って引っ越しすることができた。
まず、Home'sやSuumoで数週間物件をウォッチし。10社程不動産屋を巡った上で以下のようなことがわかった
- インターネットでパブリックにアクセスできる場所にある物件情報の性質
- 不動産屋への紹介報酬の仕組み
- 間取り、立地、築年数などの条件で物件情報を何週間も購読していると相場観がつく
- 値段はこっちが決める
場所-相場の感覚づけは 家賃を調べる[目安・平均]なら家賃相場【HOME'S】 を利用した。
価格は適切な相場観がつけば、○万以内のやつから選ぶんじゃなくて、たとえ予算オーバーしていてもこのスペックならこの価格だろと勝手に決めて逆に交渉すればいいので気にしなくなった。
実際の探し方
複数の不動産屋にメールで連絡し新着物件情報をsubscribeして、内見をどんどんこなすという、よく聞くやり方が無難だと感じた。
不動産屋の人格や相性を重視するのはやらなかった。直近に読んだ本に不動産屋と物件の善し悪しに相関性はないって書いてあったからなのもあるけど、俺と気の合うような不動産屋はろくな人間ではないだろうという側面のが大きかった。
また逆に今度やってみたい方法は、実地を徘徊して建物の方を概観から先にチェックして管理会社を確認して問い合わせるというのをやってみたい
契約
不動産屋と内見に行ったマンションの管理会社をインターネットで特定して直接訪ねた。家賃は交渉の余地なしだったが初期費用は安くなった。
よかったところ
- 妖怪ハウス・ギークハウスなどの禍々しい居住区から離れることができた
- 2年程徒歩通勤をしていたが徒歩通勤すると2、3時間飛んでしまう。この為公共交通機関を時々利用する必要があった。しかし引っ越し後は徒歩通勤しても二時間かからなくなった
野方について
- 飯が安くて早くて不味いという印象を持っていた(参考:本の虫: 東京は住みにくい)
- 店を選べば旨い飯を食えたので決った店しか行かなかった
- ものがなんでも安い
- ものがあんまり売ってない。この為新宿まで出向く必要があった
中野について
- 大学のキャンバスが新設され学生が増えた
- ものがあんまり売ってない。この為新宿まで出向く必要があった
- あおい書店に行くとソフトウェア技術書はだいたい手に入ったのが良かった
渋谷区について
- 上京してから10年ずっと中央線沿線や西武線近辺で過していたので多少印象も変わるかと思ったけど今のところとくに感想はない
最後の良心
不動産屋で担当をsubscribeしたら、追加メールに「もう不要」と返さないと世界に誰も幸せにしない余計な仕事が生まれるので返す。