新しい流れが来て、それを命名するのとかに俺は興味ないので、もっと無責任にバンバンやろうという話

ちょっと流れに乗り遅れたけど、犬にかぶらせろ!の「ニューミュージックという言葉は誰が考えたのか」を読んで、俺は「ライトノベル」と言う言葉を連想してしまった。ライトノベルという言葉も、ニューミュージックというという言葉同様、新しい流れと現行の流れを区別するために作られた。ただ、違うところはライトノベルの場合はミステリ、SF等の「ジャンル」としての区別ではなく、「形式」や「対象」といった、木の幹をもういっこよじ登ったとこでバッサリイカれている今現在、ライトノベルという記号がどういう意味を持たせれているかというと「カバーや挿画にイラストを多用し、主として文庫の形で出版されている若年層を対象とした小説*1となっている。
「じゃあ、大江健三郎先生の作品に全部"るび"がふってあって、take嬢のイラストがついてればライトノベルになるんでブふぅ?」
黙れとんがりコーン野郎。おまえをプロデュースするか否かは俺の知ったことではないとして、その小脇に抱えたオレンヂジャムと唾液の詰まったビンを今すぐ離せ。子蜂が集(たか)ってきそうなスメルを放ちやがって。ちょっとした、マーマーレードボーイきどりか。
さて、この甘食野郎みたいな屁理屈が出てくるとおり、「若年向け」といっても、外見でみた判別はしやすいが、「中身」は何をもって若年向けか、というのは非常に難しい。例えば「主人公が高校生(中学生)とか?」「マンガに出てくるような登場人物とか?」「ストーリーが判りやすいとか?」=若者向け。といった一種の「線引き屋」みたいなやつも出てくるが、最近のライトノベル、非ライトノベルには一概に当てはめられない作品も多いのではっきしりた境界線は当然ながらない。むしろその段階は過去にすっ飛ばされているから、なにも今更掘り起こすこともないだろう。
また「ライトノベル」という言葉の持つ印象として「軽い」「薄い」として捉えられることもあったりする。ここらへんも過去に散々、前述の「ライトノベルとそれ以外の境界線は?」と一緒に「そもそもそのネーミングどうなのよ」とか、いろいろ議論され尽くしているので、検索してもらえばすぐに元・火災現場へとたどり着くだろう。
じゃあ、本題に入ろうか、と思ったんだけど既にモチベーションが下がってしまっている。俺はいつもこうだ。前置き作ってる間に、おじゃまぷよが「ふぁいあーすとーむ」ぐらいまで溜まってる。とことん文章書くのって難しいなぁ、と思う。
でまぁ何が言いたかったというと、↑こんな話も、本を読まない人にはどれでも変わらんく見えてるし、ニューミュージックの話も俺みたいな音楽に疎いやつはニューミュージックもフォークも、パンクもロックも大差ない、と言い切られてしまうわけで。更に、TVを見ない俺はあびる優熊田曜子も「内容量」ぐらいしか判別できないわけで、ハロープロジェクトでもオーロラプロジェクトでも、おまえらすることは変わらんやろと、言いたかったのだ。
おわり。